お疲れ様です!また、雨が降り出しましたねぇ~今週の予報は曇り&雨の組み合わせが毎日続いていました(NHKニュース845の天気予報では)。おまけに、「雨なのに、暑い」という厄介ネタが漏れなくついてきます。皆さんも熱射病にご注意を!!
さて、ミステリーショッパーの経験をお話しすると言っておきながら、すっかり忘れておりましたので、今日はその話を。
実施したのは数年前の広告代理店時代の時のことです。クライアントは、某電機機器メーカーで、誰でも知っている会社名です。商品はこれまた最近人気急上昇のある製品(”某”とか”ある製品”とかですいません。どこかを明かすとしっかりわかってしまうため、影響度が大きすぎるので、ご勘弁を)。
事の発端は、クライアントさんからの一言「結構、金かけて雑誌に広告出してるんだけど、売りが付いてこないんだよねぁ~○○社(競合メーカー)は広告の割には結構売れてて、シェアも高いんだよね・・・何が悪いんだぁ?クリエイティブか?、コピーか?、媒体選定か?ねぇなんだと思う?!」私はすかさず、「申し上げにくいんですが、広告以外のところに問題が潜んでいるんじゃないでしょうか?例えば、営業の方は店頭の情報で何か言ってませんでしたか?」
大企業の宣伝部ともなると、自分たちの活動に対して予防線を張るのと、言い訳を考えるのが仕事みたいなところがあります。つまり、モノが売れない理由を、営業は開発や宣伝のせいだと言い、開発は良いものを作ったのに売れないのは営業とメッセージを顧客層に伝えきれていない宣伝のせいだと言い・・・の責任のなすりつけ合いです。
宣伝部を担当する広告代理店としては、広告のお仕事がかっかっていますので、一生懸命調べます。このときもそうでした。アンケート調査の結果では、我々のクライアントと競合の製品についての好感度はほぼ同じ。その他の結果も総合的な判断をすれば、ほぼ同等の評価・・・つまり、アンケート調査の限界です!あとは、「現場」に行くしかない!まさに、「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きているんだ!!」
そこで、早速複数の電気店、専門店でお客のふりをしながら、聞き込み調査の開始です。そうすると出てくるは、出てくるは・・・結論を先に申し上げると、競合メーカーは広告の予算を店頭販促向けに振り替えていた(と予測される)。その内訳は、①店員に対して商品教育の徹底。②電気店、専門店、店員へのインセンティブ増額。③販促ツール類の充実などにお金を使っていたことが分かりました。やはり、店員さんがお客様のマインドコントロールを購入直前で行っていたのです。
私が実施したミステリーショッパーはこんな感じです。しょっぱなは、「○○買おうと思うんですけど、□□(クライアント)か××(競合)どっちがいいんですかぁ?」とマクロ的に。徐々に本丸へ・・・「××ってどこがいいんですかぁ?」「□□よりすごいんですかぁ?」最後の方は、「えっ、さっきから××のことばっかりお勧めしてますげど、私になんかいいことあるんですか?それとも、店員さんにかなぁ?・・・」
そこまで行くと、おしゃべりな店員さんだったりすといろいろ教えてくれます。「実は××の商品は、性能がいい割に(本当か?)値引きがきくんですよ(お~つまり、仕切りを下げたか、インセンティブがあるからね)」とか。「私、もう今月で15台販売してますけど、一件もご不満を言われたことがありません(お~つまり、あなたがいっぱい売ることで、何か良いことが、あなたにあるのね。つまりインセンティブ・・・・)
勿論、インセンティブをいただくためには、我々のクライアント商品の弱みを突いた店員教育や販促ツールを徹底して行ったり、制作したりしていました。
結局のところ、私は似たような質問を店員に対して10店舗ほど行い、結論を報告書にまとめ提出。対抗策として、インセンティブを競合とほぼ同額にしたうえで、主要店との共同キャンペーン、購入者へのプレゼント企画、キャンギャルによる店頭イベントの開催などを緊急に実施。シェアの奪回につなげることができました。
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